Taste of Jamaican Beat 『カリプソ編』
日本に“ジャマイカの風”が初めて吹いた1957年を中心に描く、音楽文化の黎明記録。1957年から日本で芽生えたカリプソ、そしてその周辺に生まれた“南国のリズム”を再構築。
カリプソ娘(Calypso Joe) / 浜村美智子
原曲のエキゾチックなムードを遥かに超えた、ジャパニーズ・カリプソの最高傑作。女王・浜村美智子の真の魅力が最も引き出されたセカンド・シングル。
当時、マンボ・ブームを巻き起こしたビクターの名プロデューサー、磯部健雄の手腕はここでも冴えわたり、雪村いずみに続いて浜村を加え、ヒットソングを次々と放った。
1957年の日本に確かに存在したカリプソ・ブーム。
その最大風力の勢いを封じ込めた溝が、69年の時を経ていま再び鳴り響く、世界待望の初再発。
1957 / 2026
バナナ・ボート(Banana Boat) / 浜村美智子
これが230万枚を記録した“ジャマイカン・ビート歌謡”の源流。
その澄み切ったサウンドには、時代を超える生命力が宿っている。
発掘調査で見つかった録音風景の小さな写真には、吊り下がるマイクの前に凛と立つ浜村美智子の姿があった。
ウエストを細いベルトで締めた白のワンピースに同色のカーディガン。
横には楽譜を手にしたブライト・リズム・ボーイズが映る。
なお、メジャーリーグでおなじみの掛け声「デーオ!」は、この曲から世界へ広まったものである。
原題は「Day-O」。プリンス・バスターは60年代に、数テイクのカヴァーを録音している。
1957 / 2026
【収録曲】
A面
カリプソ娘
B面
バナナ・ボート